2014年6月17日火曜日

犬猫の緑内障の治療に関しまして

緑内障とは

眼圧上昇による視神経障害により視覚がおびやかされる病態とされています。眼の中では、常に液体が産生され、循環し排泄されることで、眼内の圧力をある程度一定に保っています。様々な要因で、このバランスが崩れることで、眼圧の上昇が生じることがあります。高眼圧により、眼球には痛みを生じます。

診断

眼圧を測定いたします。眼内の状況や全身状態の評価をいたします。眼以外に原因が有ることも考えられます。視力の温存が可能であるかの診断は、治療方法の選択に重要です。

治療方法の選択


 視力の温存

 ・内科的に眼圧をコントロール
 ・外科的に眼圧をコントロール

 視力の温存が困難な子

 ・痛みや苦痛からの開放
    ・経強膜シリコンインプラント挿入術など




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