2014年8月13日水曜日

眼科用半導体レーザー IQ810 を導入いたしました。


経強膜毛様体光凝固術

専用のプローブを用いて
緑内障時の眼圧下降目的で行います。眼科用のレーザーのため、出力設定が低出力から細やかに行うことができます。



倒像鏡デリバリー(LIO)

網膜剥離予防での網膜へのレーザー光凝固など多目的に使用できます。


2014年6月17日火曜日

犬猫の緑内障の治療に関しまして

緑内障とは

眼圧上昇による視神経障害により視覚がおびやかされる病態とされています。眼の中では、常に液体が産生され、循環し排泄されることで、眼内の圧力をある程度一定に保っています。様々な要因で、このバランスが崩れることで、眼圧の上昇が生じることがあります。高眼圧により、眼球には痛みを生じます。

診断

眼圧を測定いたします。眼内の状況や全身状態の評価をいたします。眼以外に原因が有ることも考えられます。視力の温存が可能であるかの診断は、治療方法の選択に重要です。

治療方法の選択


 視力の温存

 ・内科的に眼圧をコントロール
 ・外科的に眼圧をコントロール

 視力の温存が困難な子

 ・痛みや苦痛からの開放
    ・経強膜シリコンインプラント挿入術など




わんちゃんの白内障手術をご希望の飼い主様へ

わんちゃんの白内障手術をご希望の飼い主様へ

白内障手術のためには、白内障の現状を確認することが重要です。散瞳をしての検査などございますため、お時間を要します。できるだけ事前にお電話を頂き、予約診療という形でご来院頂くことをおすすめ致しております。

手術までの流れ

1.白内障の診断および眼科検診

*眼科検診により、白内障の他に眼疾患が存在しないか確認します。

2.網膜電位図検査とわんにゃんドックによる全身チェック

網膜電位図により、手術後視力回復が可能であるか精査いたします。
また、全身麻酔のリスクを最小限にするため、わんにゃんドックにより眼疾患以外の病気を精査したします。
*わんにゃんドックとは、当院で行っている健康診断メニューです。対象動物は、犬・猫となっております。

3.白内障手術の方法・合併症・術後管理についてのお話し合い

白内障手術術式・合併症(犬種や状態によりリスクは変化します)・術後の管理などに関して、ご納得いただけるまでご説明いたします。できるだけご家族皆様で、お聞きになられることをお勧めいたします。情報を共有していただき、ご家族の皆様にご協力頂くことで白内障手術を良い結果に導きましょう。

4.手術日程のご相談

白内障手術を良い結果に導くために

どうぶつの協力

 手術後は点眼や内服薬が必須です。非協力的などうぶつの場合、点眼や内服の練習が必要です。また、眼の状態をよく観察させてくれる事も重要です。

飼い主様の協力

 術前術後の管理は、ご家族の皆様のご協力が必要です。

獣医師及び看護師の協力

 術前から術後、一生に渡り、わたしたちにできる精一杯のサポートをいたします。


田村動物病院 内併設 宇都宮どうぶつ眼科センター
〒320-0857 栃木県宇都宮市鶴田2−14−13
☎028−648−7804
宇都宮どうぶつ眼科センター ホームページ

2014年2月7日金曜日

2014年2月5日水曜日

はじめまして宇都宮どうぶつ眼科センターです。

私たちは2013年、栃木県宇都宮市鶴田(旧鶴田町)の田村動物病院内に設立された「宇都宮どうぶつ眼科センター」です。多くの飼い主様にご満足いただける施設を目指し、精進してまいる所存でございます。「みつめあう輝く瞳のために」宇都宮どうぶつ眼科センターをどうぞよろしくお願い致します。2013年 センター長 田村賢二 。